「日本のNetflixには見たい作品がない!」
「VPNに繋いだのにエラーが出て見られない!」
こんなふうに思い、NetflixをVPNで見る方法が気になっていませんか?
エト気になるところから順番に見ていきましょう
この記事では、NetflixをVPNで見る方法を紹介しています。
視聴地域が変わる仕組みから規約違反にならない使い方、デバイス別の手順、エラーが出たときの対処法までまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
NetflixをVPNで見るとはどういうこと?できることと基本の仕組み
NetflixをVPNで見るというのは、接続する国を切り替えて、その国のNetflixで配信されている作品を見るということです。
Netflixは同じアカウントでも、アクセスしている国によって配信している作品が違います。
日本のNetflixで作品が見つからないのは、アカウントの問題でも端末の問題でもなく、その作品が日本での配信対象に入っていないからです。
そしてVPNで海外のサーバーに接続すれば、その国のラインナップに切り替えられます。
そういう仕組みだったのかと分かると、自分のアカウントがおかしいのかもという不安がなくなって気が楽になりますね。
VPNを使うとなぜNetflixの視聴地域が変わるのか
Netflixが視聴地域を判定しているのは、接続元のIPアドレスです。
VPNとは「Virtual Private Network」のことで、日本語では「仮想専用線」とも呼ばれます。
通信をいったん別の国に置かれたサーバー経由にして、その国からアクセスしているように見せられるサービスです。
ですのでアメリカのサーバーに接続すれば、Netflix側からはアメリカから来た利用者として扱われます。
その結果、表示されるラインナップもアメリカのものに切り替わります。
なおNetflix自身も、現在地の判定がおかしいときの対処として「fast.comで表示される国と実際にいる国が一致しているか確かめる」という案内を出しています。
裏を返せば、Netflixが見ているのはあくまで通信の出口がどこの国かという情報だけということです。
この地域による制限は「ジオブロック」と呼ばれています。
仕組みをもっと詳しく知りたい場合は、ジオブロックとはで解説していますのであわせてどうぞ。



難しい技術の話ではなく、接続する場所を変えるだけの話だと分かると気が楽になりますね
VPNで具体的にできること(海外未配信作品・海外から日本版を見る 等)
VPNでできることは、大きく分けて2つです。
- 日本未配信の作品を海外版で見る
- 海外から日本版のNetflixを見る
1つ目は、日本のNetflixで配信されていない作品を海外版で見ること。
代表的なのがスタジオジブリの作品です。
ジブリは2020年2月からNetflixと提携し、世界約190カ国で21作品の配信を始めました。
ただしこの配信は日本・アメリカ・カナダを除く国が対象になっており、日本のNetflixにはジブリ作品が並びません。
海外版のNetflixでは「レッドタートル ある島の物語」を除くほぼすべてのジブリ作品を視聴できます。
なお『火垂るの墓』については、2026年7月15日から日本のNetflixでも配信が始まりました。
なので「ジブリはVPNがないと見られない」という説明は、この作品にはもう当てはまりません。
ちなみに『千と千尋の神隠し』や『となりのトトロ』といった他の作品は、2026年9月時点でも日本のNetflixでは配信されていません。
ジブリ作品の配信状況(2026年9月時点)
| 作品 | 2026年9月時点の配信状況 |
|---|---|
| 火垂るの墓 | 2026年7月15日から日本のNetflixでも配信 |
| 千と千尋の神隠し となりのトトロ など | 日本のNetflixでは配信なし 海外版のNetflixで視聴できる |
| レッドタートル ある島の物語 | 海外版のNetflixでも配信の対象外 |
ジブリ以外でも、海外ドラマの続編が日本だけ配信されていなかったり、海外の映画が公開国のNetflixにしかなかったりというケースはよくあります。
見たい作品名で検索して日本のNetflixに出てこない場合は、配信している国を探してそこに接続するという流れになります。
2つ目は、海外から日本版のNetflixを見ることです。
旅行や出張で海外に行くと、その国のNetflixに切り替わってしまい、日本で見ていた作品が続きから見られなくなります。
この場合はVPNで日本のサーバーに接続すれば、日本のラインナップに戻せます。
どちらの方向にも使えるので、日本で海外作品を見たい方にも、海外で日本の作品を見たい方にも役立ちます。



見られないと諦めていた作品も見られると分かると、少し楽しみになってきますね
NetflixをVPNで見るのは違法?規約違反にならない使い方の境界線
日本でVPNを使うこと自体は違法ではありません。
VPNは企業が社外から社内のネットワークに接続するときにも使われている、ごく普通の通信技術です。
ただしNetflixの利用規約との関係では、地域制限を回避する使い方は歓迎されていません。
つまり「法律の話」と「Netflixとの約束の話」を分けて考える必要があります。
- VPNの利用自体は違法ではない
- 地域制限の回避は想定外の使い方
ここは不安になりやすいところですので、規約の中身と実際の運用を順番に見ていきます。
Netflix利用規約が定めていること
Netflixの利用規約には、コンテンツを視聴できるのは主としてアカウントを開設した国の中であり、視聴できる作品は場所によって変わるという趣旨の内容が書かれています。
この内容は利用規約の4.3項として、どの解説記事にも同じように書かれていました。
ただし今回の調査では、Netflix公式の利用規約ページ本文そのものを直接確認できていません。ですので条項番号や文言は、参考情報として受け取ってもらえればと思います(2026年9月時点)。
英語のサイトでも「Netflixの規約はアンブロッカー(ブロック解除ツール)の使用を禁じている」と同じことが書かれています。
要するに、規約が求めているのは「登録した国で使うこと」で、VPNで国をまたぐ使い方はその想定から外れます。



利用規約は改定されることがあるので、気になる場合はNetflixの公式ページで現在の内容を見ておきましょう
どこが線引きなのかを自分で把握できていれば、変に怖がらずに判断できますね。
実際にアカウントが停止された事例はあるのか
今回調べた範囲では、VPNを使ったという理由だけでNetflixのアカウントが完全に停止された事例は確認できませんでした。
代わりによく出てくるのは、エラーメッセージが出て視聴だけがブロックされるという話です。
英語の解説記事でも「VPNやプロキシをオフにするまで接続をブロックする」という声が多かったです。
Netflixが大がかりなVPN・プロキシ対策を強化したのは2016年前後です。
当時の海外の報道でも、中心にあるのは接続のブロックでした。
ただし同じ報道の中には「規約に基づけばアカウントを停止することもできる」という指摘もあります。
ですので可能性がゼロとは言えず、本記事でも「絶対に大丈夫」とは書けません。
ここに書いた内容は2026年9月時点で複数の第三者情報を横断した結果であり、Netflix公式の統計による裏付けではない点もお伝えしておきます。
実際に起きるのは視聴のブロックが大半とみられますので、過度に身構えなくても大丈夫です。
そのうえで、次に紹介する注意点だけは押さえておくと安心できると思います。
リスクを抑えて使うための注意点
気をつけることは多くありません。
次の4つを守っておけば十分です。
- アカウントを開設した国の設定や支払い情報は、VPN目的で変えない
- VPN検知のエラーが出たら、しつこく回避を重ねない
- 視聴が終わったらVPNを切るか、日本のサーバーに戻しておく
- 無料VPNは使わない
いちばん大事なのは1つ目です。
規約が想定しているのは「登録した国で使うこと」ですので、国の設定や支払い情報まで実態と違うものに変えてしまうと、単なる視聴の話では済まなくなります。
2つ目は、エラーが出たときの向き合い方の話です。
サーバーを変えても見られない作品は、そこで一度やめておくのがおすすめです。
3つ目は家族への影響を避けるためのもので、詳しくは後半のよくある質問で説明していきます。
4つ目については、セキュリティ面の調査データを含めてこの記事の後半で詳しく紹介します。
この4つを守る前提なら、必要以上に不安を抱えずにVPNを使えますね。
NetflixをVPNで見る手順【デバイス別】
ここからは、実際にVPNでNetflixを見るまでの手順を紹介していきます。
どのデバイスでも、やることは次の3ステップです。
- VPNと契約する
- 見たい作品を配信している国のサーバーに接続する
- VPNに繋いだままNetflixを開く
ポイントは3つ目でして、Netflixを開いたままVPNを繋ぎ替えると、前の国の情報が残ったままになることがあります。
なおVPNは有料のものを選んでおくと、Netflix視聴でつまずきにくくなります。
具体的にどのVPNを選べばいいかは、このあとの見出しで紹介していきますね。
やることはこの3つだけですので、機械が苦手でも身構えずに進められますよ。
スマホ(iPhone/Android)アプリでの設定手順
スマホの場合は、アプリを入れて国を選ぶだけで終わります。
App StoreまたはGoogle Playから、契約したVPNのアプリをインストール
アプリを起動して、契約時のメールアドレスとパスワードでログイン
iPhoneの場合は初回だけ「VPN構成の追加を許可しますか?」というポップアップが出ますので「許可」を選択
検索窓に見たい作品の配信国を入力して、サーバーを選んで接続
接続されたままNetflixのアプリを開く
Netflixのアプリを先に開いていた場合は、④の前に一度アプリを終了させておきましょう。
接続中はiPhoneなら画面上部に「VPN」の表示が出ますので、繋がっているかどうかもひと目で分かります。
ここまでで5分もかかりませんので、思っていたより簡単だと感じるはずです。
パソコン(ブラウザ)での設定手順
パソコンの場合も流れは同じで、アプリをパソコン本体に入れてから接続します。
- VPNの公式サイトからパソコン用のアプリをダウンロードしてインストール
- アプリにログインして、見たい作品の配信国のサーバーに接続
- ブラウザでNetflixを開く
(すでに開いていたらタブを閉じて開き直す)
ブラウザで見る場合は拡張機能だけで済ませたくなるのですが、アプリ本体を入れておくほうが確実です。
拡張機能はブラウザの通信だけを切り替えるものが多く、パソコン全体の通信は元の国のままになるからです。
- パソコン全体の通信を切り替える
- ブラウザの通信だけを切り替える
もし「VPNやプロキシを使用しているようです」という表示が出たら、サーバーを変える、アプリを再起動する、キャッシュとCookieを消すという3つを順番に試していきます。
このあたりの詳しい手順は、エラー対処の見出しでまとめて紹介しますね。
パソコンは画面が大きいぶん設定の状態も見やすいので、初めてVPNを使う場合でも迷いにくいと思います。
テレビ・Fire TV Stickでの設定手順
テレビの大画面で見たい場合は、Fire TV Stickを使う方法が一番手軽です。
Fire TV StickのホームからVPNアプリを検索してインストール
(Amazon Appstoreから入れられるVPNなら、サイドロードという難しい作業はいりません)
ホーム画面の設定からアプリケーションを開き、VPNアプリを起動してログイン
見たい作品の配信国を選んで接続
ホームボタンでホーム画面に戻る
(VPNはつながったままです)
Netflixのアプリを普段通り開いて視聴
Fire TV Stickで設定するときは、VPNアプリのKill Switch(キルスイッチ)機能をオンにしておくのがおすすめです。
これをオンにしておけば、接続が切れた瞬間に元の国のIPアドレスがNetflixに伝わってしまうのを防げます。
契約から接続までの流れを画像付きで見ておきたい場合は、NordVPNの登録方法で解説していますのであわせてどうぞ。
テレビで海外版のNetflixが映ると、わざわざ契約した甲斐があったと感じられると思います。
Netflixを見るのにおすすめのVPN
NordVPN
まずはじめにおすすめするのが、筆者も使っている「NordVPN」です。
NordVPNは業界でもトップクラスに通信速度が速いため、動画を見たりゲームをしてもまったくラグが起きません。
通信速度が速いとされているExpressVPNと比較したデータを見ても、NordVPNのほうが全体的に勝っているとわかります。





VPNに接続するとき通信速度が落ちるのが普通ですが、NordVPNならその心配は必要ないですね
それに加えNordVPNはノーログポリシーのVPNですので、ユーザーの行動データが保存されません。
いつどんなサイトにアクセスしたのか記録が残らないため、情報漏洩のリスクが低いVPNとも言えます。
NordVPNは世界に6,364台ものサーバーを設置していますので、基本的にどこの国にも接続できます。
日本のサーバーに接続して海外から日本のアプリを使うこともできますし、海外のサーバーに接続して国外のサービスを使うことも可能です。
NordVPNは現在それぞれのプランごとに割引を行っており、2年プランについては+3ヶ月分が無料になります。
どんな理由でも返金できる30日間の返金保証もありますので、気になるなら一度使ってみるといいと思います。
ExpressVPN
次は「ExpressVPN」です。
ExpressVPNも通信速度の速いVPNで、ゲーム用VPNとしても使われています。
通信速度の速さはNordVPNのほうがやや上回りますが、回線の安定性としてはほとんど同じと考えていいです。
またNordVPNも採用している「AES-256」という暗号規格を使っているため、通信内容を傍受される心配もありません。
ExpressVPNも105カ国にサーバーを設置しているため、日本のサーバーから海外のサーバーまで幅広く接続できます。
国内でVPNを使う場合も、海外でVPNを使う場合も、どちらのニーズも満たせるVPNと言えます。
ExpressVPNはあらゆるデバイスに対応したアプリを用意していますので、基本的にはどんなデバイスでも利用できます。
WindowsやMacはもちろんのこと、AndroidやiOSにもアプリがあって、ChromeやEdgeの拡張機能でVPNを使うこともできます。


ExpressVPNには「1ヶ月プラン」「1年プラン」「2年プラン」の3種類があるのですが、現在それぞれのプランごとによって値段が割引されています。
また最大4ヶ月分契約期間がプラスされる特典もありますので、ExpressVPNを契約するなら今がお得です。
ExpressVPNにもどんな理由でも返金してもらえる30日間の返金保証がありますので、気軽に試してみるといいと思います。
MillenVPN
この記事で紹介するVPNのなかでもっともコスパの良いVPNは「MillenVPN」です。
MillenVPNは国内で運営されているVPNで、日本の法令に基づいたクリーンなVPNです。
国内のサービスなので安心して使うことができますし、トラブルが起きた場合もカスタマーサービスに相談しやすいのが特徴的ですね。
通信速度はNordVPNやExpressVPNに比べるとやや見劣りしますが、普通にスマホやPCを使う分にはMillenVPNの通信速度でも十分です。
また国内VPNには珍しいノーログポリシーのVPNになりますので、アクセスを辿られる心配もありません。
MillenVPNは同時接続数が無制限ですので、1人が契約すれば友だちや家族みんなでシェアが可能。
データ利用量も無制限ですので、シェアしたとしても制限がつく心配はありません。
MillenVPNは下記のように、ほかのVPNに比べて料金が安いです。
| MillenVPN | 360円/月 |
| NordVPN | 540円/月 |
| ExpressVPN | 約773円/月(4.99$/月) |
| スイカVPN | 878円/月 |
| ProtonVPN | 約696円/月(4.49$/月) |
長期的にVPNを使う人には、MillenVPNのようにコスパの良いVPNがおすすめです。
MillenVPNは公式サイトにて、期間限定で10%OFFクーポンを配布中です。
クーポンのボタンをタップすればクーポンコードを取得できますので、MillenVPNを使う際にはぜひ割引を適用してみてください。


MillenVPNにも30日間の返金保証が用意されています。
ただMillenVPNの返金保証は1年プランと2年プランにしか適用されませんので、お試しで使ってみたい場合には1年プランか2年プランで契約するようにしましょう。
NetflixがVPNで見れない・エラーが出るときの対処法
VPNに繋いでもNetflixが見られない原因は、大きく3つに分けられます。
- 繋いだサーバーのIPアドレスが、すでにNetflix側のブロックリストに載っている
- ブラウザやアプリに、VPN接続前の情報が残っている
- そのVPN自体がNetflixの視聴に対応していない
多くのサイトでは「サーバーを変えましょう」「キャッシュを消しましょう」という対処法が並んでいますが、原因が3つあると知っておくと試す順番が決まります。
上から順に試していけば、たいていはどこかで直ります。
まずは自分の画面に出ているエラーがどれなのかを見るところから始めていきましょう。
よくあるエラーメッセージとその原因
Netflixのエラーは、大きく「VPNを検知された」ものと「その作品が地域で見られない」ものに分かれます。
NetflixでVPN利用時によく出るエラーの一覧
| エラーコード | 表示される内容 | 主な原因 | 最初に試すこと |
|---|---|---|---|
| M7111-5059系 (M7111-1331-5059・E106と表記される場合も) | VPN、プロキシ、またはブロック解除機能を使用して接続しているようです | 繋いでいるサーバーのIPアドレスがブロックされている | 同じ国の別のサーバーに繋ぎ直す |
| 22004 | この作品はお客様の地域では視聴できません | その作品が今いる国では配信されていない | その作品を配信している国に接続する |
| E103 | この作品は現在の地域では視聴できません。別の作品を選んでください。 | Netflixが現在地をうまく判定できていない | fast.comで表示される国と実際の所在地を見比べる |
| F7111-5095 D7111-5095 O7111-5095 | Your account can’t be used in this location などの位置情報に関するメッセージ | 位置情報の判定に関するエラー | 公式ヘルプの該当ページで状況を確かめる |
代表的なのがM7111-5059系のエラーです。
記事によっては「M7111-1331-5059」と表記されることもあり、日本語では「VPN、プロキシ、またはブロック解除機能を使用して接続しているようです。これらのサービスをオフにしてから、もう一度お試しください。」という趣旨の文言が表示されます。
これはVPNやプロキシを使っていると判定されたときのエラーで、繋いでいるサーバーのIPアドレスがブロックされているサインです。
この状態については、Netflixの公式ヘルプにも専用のページが用意されています。
同じ系統として「E106」というコードで説明されることもありますが、対処法は同じと考えて問題ありません。
次に多いのが「22004」というコード付きのエラーです。
これは「この作品はお客様の地域では視聴できません」という意味で、その作品が今いる国では配信されていないというお知らせ。
VPNを使っていなくても、地域限定の作品を開けば同じ表示が出ます。
つまり22004が出ているなら、必要なのはVPNの設定変更ではなく、その作品を配信している国への接続です。
もう1つが「E103」で、Netflixが現在地をうまく判定できないときに出ます。
「この作品は現在の地域では視聴できません。別の作品を選んでください。」といった表示になり、Netflix側の案内としてはfast.comで表示される国と実際の所在地を見比べる方法が紹介されています。
このほかにも「Your account can’t be used in this location」といった位置情報関連のメッセージや、F7111-5095・D7111-5095・O7111-5095という派生コードのヘルプページが用意されています。
自分に出ているのがVPN検知なのか作品の地域制限なのかが分かれば、無駄な操作をしなくて済みますね。
対処法1: サーバーを変更する
M7111-5059系のエラーが出たときに最初にやるのは、サーバーの変更です。
Netflixは検知したVPNのIPアドレスを見つけ次第ブロックしているので、同じ国の中でも使えるサーバーと使えないサーバーが混ざっています。
ですので国を変える必要はなく、同じ国の別のサーバー(別都市)に繋ぎ直すだけで直ることがよくあります。
手順としては、Netflixのアプリやタブを閉じてから、VPNアプリで別のサーバーを選び直します。
繋がったら、あらためてNetflixを開きます。



私も海外版のNetflixを開いたときにこのエラーが出ましたが、同じ国の中で3つほどサーバーを試したところ、あっさり再生できました
この現象が起きやすいのは、無料VPNや利用者の多いサーバーです。
同じIPアドレスに大量のアクセスが集まると、Netflix側から見て不自然な通信だと分かりやすくなるからです。
サーバーの数が多いVPNほど、この対処が効きやすいと言えます。
2〜3回繋ぎ直せば直るケースがほとんどですので、まずはここから動かしてみましょう!
対処法2: キャッシュ・Cookieを削除する
サーバーを変えても直らない場合は、キャッシュとCookieを消してみます。
VPNに繋ぐ前のセッション情報がブラウザやアプリに残っていると、地域の判定が古いままになることがあるからです。
順番が大事でして、VPNに繋いだ状態でNetflixからログアウトし、キャッシュとCookieを削除してから、もう一度ログインします。
デバイス別のキャッシュ・Cookieの消し方
| デバイス | 操作 |
|---|---|
| パソコン (Chrome) | 設定の「プライバシーとセキュリティ」から「閲覧履歴データの削除」を開き、Cookieとキャッシュにチェックを入れて削除 |
| スマホアプリ | ・アプリを完全に終了させてから開き直す ・それでも直らなければアプリを入れ直す |
| Fire TV Stick | 設定のアプリケーションから「インストール済みアプリケーションの管理」を開き、Netflixを選んでキャッシュを削除 |
手順自体は数分で終わりますので、気軽に試せますよ。
対処法3: 対応VPNに乗り換える
サーバーを変えてもキャッシュを消しても直らないなら、そのVPN自体がNetflixに向いていません。
VPNの中には、そもそもNetflixの視聴を想定していないサービスもあります。
とくに無料VPNは、使えるサーバーの数が少なく、IPアドレスがすでにブロックされている可能性が高いです。
こういう場合は、あれこれ設定をいじるよりVPNを乗り換えるほうが早く解決します。
選ぶときの基準はシンプルで、サーバーの数が多いかどうかを見ておけばまず失敗しません。
NordVPNは世界各国に7,000台以上のサーバーを持っていて、Netflixの視聴に対応しているという口コミが多いです。
NordVPNの基本スペック(第三者の評価記事で確認できた範囲・2026年9月時点)
| サーバー数 | 世界各国に7,000台以上 |
|---|---|
| 同時接続 | 1つのアカウントで最大10台 |
| サポート | 24時間365日のライブチャット |



VPN各社の対応状況は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新の情報を確かめてみてください
ここまで来れば「何を試しても直らない」と打つ手がなくなることはありませんので、落ち着いて試していけますね。
NetflixをVPNで安く契約する方法はある?
Netflixの料金は国によって違うので、理屈のうえでは安い国のプランで契約できます。
ただしこの方法は、個人的にはおすすめしていません。
日本のNetflixの料金(2026年9月時点・いずれも税込)
| プラン | 月額料金 |
|---|---|
| 広告つきスタンダード | 890円 |
| スタンダード | 1,590円 |
| プレミアム | 2,290円 |
海外だと、トルコはベーシックプランが廃止されて月600円ほどに値上がりしたという言及があり、ケニアは月345円ほどという言及がありました。
ただ、どの国が最安なのかは調べる記事によってばらばらで、為替の動きによっても順位が入れ替わります。
そもそも登録した国で使うことを前提にしているサービスですので、料金目当てで国を変えるのは記事の前半で紹介した注意点に反します。
仕組みと注意点を次で簡単に整理しておきますね。
海外プランに切り替える仕組みと注意点
国によって料金が違うのは、それぞれの国の物価や競合サービスに合わせて価格が設定されているからです。
そして契約時の国は、申し込んだときの接続元と支払い方法で決まります。
つまり安い国で契約するには、その国のサーバーに接続したうえで、その国で使える支払い方法を用意する必要があります。
ここで最初につまずきやすく、インドのように日本発行のクレジットカードが通らないケースが報告されている国もあります。
安い国で契約しようとしたときに報告されている注意点(2026年9月時点)
| 国 | 報告されている内容 |
|---|---|
| インド | 日本発行のクレジットカードが通らないケースが報告されている |
| パキスタン エジプト | 同じ課題があるという言及があった |
| アルゼンチン | 為替の影響で価格が頻繁に見直される |
| トルコ | 値上げやプランの廃止が起きた例がある |
加えて契約したときの安さが続くとは限りません。
そして何より、支払い情報や国の設定を実態と違うものにするのは、記事の前半で紹介した注意点の1つ目に引っかかります。
数百円の差のために、見られなくなるリスクを抱えるのは割に合いません。
月々の出費を抑えたいなら、VPN自体をお得に契約するほうが安全で確実です。
その方法はNordVPNを安く申し込む方法でまとめていますので、よければ参考にしてみてください。



仕組みもリスクも分かったうえで見送れるなら、それがいちばん納得のいく判断だと思います
Netflix×VPNに関するよくある質問
NetflixをVPNで見ることについて、疑問に思いそうなことをQ&A形式で回答していきます。
気になる内容があれば、該当する項目をチェックしてみてください。
無料VPNでもNetflixは見れる?
無料VPNでNetflixを見るのは、おすすめできません。
理由は2つあって、1つはブロックされやすいこと、もう1つはセキュリティのリスクが高いことです。
とくに後者については、具体的な調査データが出ています。
2026年2月のNDSSというセキュリティ会議で発表された研究「MVPNalyzer」では、Google Playにある無料のAndroid向けVPNアプリ281本が調べられました。
無料VPNアプリ281本を調べた研究「MVPNalyzer」の結果
| 調べた内容 | 結果 |
|---|---|
| 通信の漏れ | ・29本で通信が暗号化トンネルの外に漏れていた ・うち24本はDNSの問い合わせが漏れていた (この24本だけでインストール数は360,000,000件相当) |
| 平文での送信 | ・61本が一部のデータを平文のまま送信 ・うち5本は設定ファイル自体を平文で送信 |
| 広告・追跡 | ・80%以上が広告やトラッキング用のサーバーと通信 ・76本が端末をまたいで追跡できるAndroid広告IDを外部に送信 |
| 問題が見つかったアプリの累計インストール数 | 2,400,000,000件超 |
設定ファイルが平文で流れていると、悪意のある第三者に接続先を乗っ取られる危険もあります。
別の調査でも似た結果が出ており、Top10VPNが無料VPNアプリ150本を調べた「Free VPN Risk Index」では、27本(18%)がマルウェアの潜在的な発信源として検出されました。
そして85%が過剰な権限や機能を要求し、25%はDNS漏洩などでプライバシーを守れていませんでした。
無料VPNは帯域幅に制限がかけられていることも多く、通信速度が落ちて動画が止まりやすくなります。
そもそも無料VPNのIPアドレスは利用者が集中するのでブロックされやすく、Netflixを見る目的にはほとんど向いていません。



数百円を惜しんで個人情報を危険にさらすより、月数百円の有料VPNを選ぶほうが安心して見られますよ
家族で契約している場合、VPNを使うと影響はある?
家族で1つのアカウントを使っている場合、VPNの使い方によっては影響が出ることがあります。
Netflixは「ご利用世帯」の判定に、IPアドレスやデバイスID、アカウントの利用状況といった情報を使っているとされています。
なので自宅とまったく違う国のサーバーに繋いだ状態で視聴すると、世帯の外からのアクセスだと判定されることがあります。
状態が長く続くと、視聴の制限や強制ログアウトにつながるケースもあるという報告がありました。
「自宅と同じ地域のサーバーに繋いでおけば世帯内と認識される」という説明も見かけますが、IPアドレスが自宅の回線と完全に一致するわけではないので、確実な回避策とは言えません。
ここは第三者の解説記事に基づく情報で、Netflix公式の仕様として確認できたものではない点もお伝えしておきます(2026年9月時点)。
現実的な対策は単純で、海外版を見終わったらVPNを切るか日本のサーバーに戻しておくことです。
そもそも同じ世帯ではない家族と共有したいなら、追加メンバーという公式のオプションがあります。
公式の方法が用意されていると分かっていれば、家族に迷惑をかけずに済みますね。
VPNを繋ぎっぱなしにしても問題ない?
海外のサーバーに繋ぎっぱなしにしておくのは、おすすめできません。
Netflixを見ていないときまで繋いだままだと、困る場面が出てくるからです。
Netflix以外のサービスも海外からのアクセスとして扱われるので、日本のサイトで地域制限に引っかかったり、ネットバンキングで追加の本人確認を求められたりします。
さきほど紹介した世帯の判定にも影響しますので、海外版を見終わったらVPNを切るか日本のサーバーに戻しておくのがおすすめです。
再生中に接続が切れると元の国のIPアドレスに戻り、その時点でエラーが表示されてしまいます。
もし切り忘れていても、気づいたときに戻しておけばそれで十分です。
毎回きっちり切らなきゃと身構えなくても、家族の視聴への影響はぐっと減らせますね。
まとめ|NetflixをVPNで見るならNordVPNがおすすめ
NetflixをVPNで見る流れ
└VPNと契約して、見たい作品の配信国に接続し、繋いだままNetflixを開くだけ
エラーが出ても、サーバーの変更、キャッシュとCookieの削除、VPNの乗り換えという順番で試せば、たいていはどこかで解決します。
そして使うVPNは、サーバーの数が多いNordVPNがおすすめです。
1つのアカウントで10台まで同時接続できますので、スマホでもテレビでも同じ契約のまま海外版のNetflixを楽しめます。
VPNを使ってNetflixを見ることは違法ではありませんが、利用規約が想定している使い方からは外れます。
アカウントの国の設定や支払い情報は変えないという点だけは守っておきましょう。
そのうえで視聴のブロックが出ても、サーバーを変えれば直ることがほとんどです。
なおVPNの基礎からもっと知りたい場合は、ジオブロックとはもあわせて読んでみてください。
見たかった作品が今日から見られるようになりますので、ぜひ試してみてください。



