海外旅行に来た時に「TVerが使えない!」「アプリゲームにログインできない!」と困っていませんか?
当ページでは日本のアプリを海外で使えない時の対処法を紹介していきます。
このページを読めば、海外旅行中の暇な時間も有意義に過ごせるでしょう。
日本のアプリは海外で使えない?
基本的に日本のアプリは海外でも使えますが、一部利用できなくなるアプリもあります。
アプリは制作する過程で、利用できる地域を絞ります。
日本人の利用者が多いアプリは日本だけで使えるように設定し、「Netflix」や「Spotify」のように世界中の人をターゲットにしているアプリは、世界中で利用できるように設定します。
日本のアプリを海外で使えない場合は、この利用できる地域が滞在している国に対応していないことが原因です。
アプリに地域制限をかける理由
ではなぜ利用できる地域を制限するかというと、国によって適用される法律が違うからです。
例えば大麻が合法化されている国で、大麻を購入できるアプリがあったとします。
このアプリを日本でも使えるように設定してしまうと、日本では違法の大麻を購入できるようになり、法律の適用が複雑になったり責任の在り処が難しくなったりします。
このようにアプリを全世界で使えるように設定してしまうと法律の適用が複雑になってしまうため、日本人しか利用者のいないアプリは基本的に日本でしか使えない設定になっています。
日本のアプリを海外で使えない時の対処法【3分で解決!】
「VPN」というものを使えば、海外からでも日本のアプリを使えるようになります。
VPNとは「Virtual Private Network」のことで、日本語では「仮想専用線」とも呼ばれます。
VPNはネット上で通信しているときに情報漏洩させないためのサービスで、セキュリティ性の高い通信をするためのもの。
具体的には送信側と受信側に設置した機械(サーバー)の間で通信上のデータをカプセル化し、第三者に傍受されない仮想的なトンネル間でデータのやり取りをします。
このように誰にも邪魔されないトンネルを使ってデータのやり取りができるため、VPNを使えば大事なデータを引き抜かれる心配もなくなります。

海外では地域制限の影響で、日本のアプリは使えません。
ただしVPNを使い日本に設置されているサーバーと接続すれば、日本で通信を行っているのと同じ状況を作れます。
したがって、海外からでも日本のアプリを使えるようになります。
なおVPNとの契約は3分ほどで終わり、30日以内の滞在であれば無料でVPNを使えます。
- VPNと契約
- 日本のサーバーに接続
- 日本のアプリを使う
もしVPNを使うなら「NordVPN」がおすすめです。
NordVPNは通信速度が速く、使い勝手もかなり簡単。
筆者も実際に使っていますが、これまでにトラブルが起きたことはなく、サービスの信頼性としては非常に高いです。
加えてNordVPNにはどんな理由でも受け付けてくれる30日間の返金保証がありますので、実質30日間無料でVPNを使えます。
30日以内の滞在であれば帰国してから返金申請をすれば料金を無料にできますので、旅行者や短期赴任の方は無料でVPNを使えます。
ちなみにNordVPNは「470円/月」ほどで使い続けられますので、海外に移住しているような長期的にVPNを使い続けたい方にもおすすめです。
私は仕事柄あらゆるVPNを使ってきましたが、VPNを使うならNordVPNを選んでおけば間違いないと思います。
手順1.VPNを準備する
これからVPNに接続して日本のアプリを使う方法を紹介していきます。
手順はすべて画像と一緒に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
①.NordVPNのホームページを開く
②.「NordVPNを購入」を選択


③.契約したいプランの購入ボタンを選択





NordVPNには次の3つのプランがあります。
| ベーシック | 390円/月~ |
| プラス | 500円/月~ |
| コンプリート | 620円/月~ |
基本的な機能はすべてベーシックプランで使えますので、プランは「ベーシックプラン」で十分です。
ベーシックプランでも動画を見たりメッセージを送ったりできますので、それ以上のプランは必要ありません。
契約期間については、短期滞在なら1ヶ月で十分。長期滞在や海外に移住している方であれば、月々の料金が安くなる1年プランや2年プランがおすすめです。
④.「メールアドレス」と「クレジットカード情報」を入力して、「続ける」を選択


これでVPNの準備が終了です。
手順2.NordVPNで日本のサーバーと接続する
①.「App Store」や「Google Play Store」からNordVPNのアプリをインストール
②.NordVPNのアプリを起動し「ログイン」を選択


③.利用規約を読み内容に同意できたら「同意して続行」を選択


④.メールアドレスを入力して「続行」を選択


⑤.パスワードを入力して「ログイン」を選択


⑥.画面を下にスクロールすると各国々のサーバーが表示されますので、そのなかから「Japan」を選択。


これで日本のサーバーとの接続が終了です。
手順3.日本のアプリを使う
ここまでの手順を進めれば日本のアプリを使えるようになっています。
問題なく日本のアプリを使えれば、すべての手順が終了です。
海外で使えない日本のアプリ一覧
海外で使えない日本のアプリをまとめておきます。
動画アプリ
- TVer
- ABEMA
- U-NEXT
- Hulu
- WOWOWオンデマンド
- ビデオマーケット
- アニメ放題
- dTV
- dアニメストア
- FOD
- Paravi
- TELASA
- TBS FREE
- テレ朝動画
- NHKオンデマンド
- NHKプラス
- テレ東BIZ
- 楽天TV
- バンダイチャンネル
- DAZN
- J SPORTSオンデマンド
- ニコニコ動画
- スカパー!
- 日テレ無料TADA
- みるプラス
- FANZA
- DMM
- SPOTV NOW
聞く系アプリ
- radiko
- らじるらじる
- レコチョク
- music.jp
漫画・雑誌アプリ
海外で使えないマンガ・雑誌アプリはこんな感じです!
- 楽天マガジン
- ピッコマ
- LINEマンガ
- DMMブックス
マッチングアプリ
海外で使えないマッチングアプリはこんな感じです!
- ペアーズ
- with
- Omiai
ゲームアプリ
海外で使えないソシャゲ・アプリゲームアプリはこんな感じです!
- ウマ娘
- プリンセスコネクト
- 呪術廻戦 ファントムパレード
- 信長の野望 覇道
- ドラクエ10
- ネクソンのゲーム
ショッピング系アプリ
海外で使えないショッピングアプリアプリはこんな感じです!
- ZOZOTOWN
- メルカリ
- ラクマ
- セカイモン
その他のアプリ
海外で使えないその他のアプリはこんな感じです!
- PayPay
- 楽天Edy
- えきねっと
- エクスプレス予約
- モッピー
- エックスサーバー
- WordPress
日本のアプリは海外でダウンロードもできないので注意!
日本のアプリは海外で使えないだけでなく、ダウンロードもできないので注意です。
ただ日本のアプリをダウンロードできないのは、海外に移住している方や日本以外の国籍のApple IDを使っている方のみです。
旅行で海外に来ている方であれば基本的には海外でも日本のアプリをダウンロードできますのでご安心ください。
日本のアプリをダウンロードするには、Apple IDの国設定を「日本」に設定する必要があります。
つまりアプリのダウンロード制限は、Apple IDの国設定を参照しているわけです。
逆にApple IDの国設定さえ「日本」になっていれば、アメリカにいようとイギリスにいようと日本のアプリをダウンロードできます。
普段日本で生活している方であれば、Apple IDの国設定は「日本」になっているはずです。
したがって、海外からでも日本のアプリはダウンロードできます。
しかし海外に移住している方だと、滞在国のApple IDを使っているケースがほとんどだと思います。
したがってApple IDの国設定が「日本」になっておらず、日本のアプリをダウンロードできません。
日本のアプリを海外でダウンロードする方法2選!
日本のアプリを海外でダウンロードするには、Apple IDの国設定を「日本」にする必要があります。
国設定が「日本」のApple IDを用意するには、下記の2つの方法があります。
- Apple IDを新規作成
- Apple IDの国設定を変更
既存のApple IDの国設定を変更するのは難しいので、新しくApple IDを作るほうがおすすめです。
日本のアプリを海外でもダウンロードしたい場合には、これから紹介する手順を参考にしてみてください。
Apple IDを新規作成(おすすめ)
これからApple IDを新規作成する手順を紹介していきます。
手順はすべて画像と一緒に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
①.Appleのホームページを開く
②.メニューボタンをタップして、Apple IDを作成を選択


③.個人情報を入力
国設定は「日本」にしましょう。


④.確認コードを入力


⑤.SMSの確認コードを入力。これでApple IDの作成が完了


⑥.設定から自分の名前をタップ


⑦.メディアと購入を選択


⑧.サインアウト


⑨.メディアと購入をタップ


⑩.”◯◯”ではありませんか?を選択


⑪.先ほど作ったApple IDとパスワードを入力すれば、新しく作ったApple IDへのログインが完了


⑫.ダウンロードしたいアプリの入手をタップ


⑬.インストール


⑭.Apple IDのパスワードを入力してサインイン


⑮.レビューをタップ


⑯.「利用規約に同意する」にチェックを入れて次へ


⑰.名前や住所などを入力
※日本の住所を入力しましょう。


⑱.下記の画面が表示されればすべての手順が終了


Apple IDの国設定を変更
これからApple IDの国設定を変更する手順を紹介していきます。
ただ既存のApple IDの国設定を変更する場合には、以下の条件を満たす必要があります。
- サブスクリプションをすべて解約
- アカウントの残高を0円にする
これらの条件を満たせないのであれば、先述したように新規でApple IDを作成するといいでしょう。
①.設定を開いて自分の名前をタップ


②.メディアと購入をタップ


③.アカウントを表示を選択


④.国または地域名をタップ


⑤.国または地域を変更をタップ


⑥.Japan(日本)を選択


⑦.利用規約に同意


⑧.名前や住所を入力


※日本の住所を入力しましょう。
これでApple IDの国設定の変更は終了です。
海外で日本のアプリを使えないときにおすすめのVPN
個人的におすすめのVPNはNordVPNですが、別のVPNのほうが合う方もいるはずです。
これから海外で日本のアプリを使えないときにおすすめのVPNを3つ紹介していきますので、自分に合ったVPNを見つけてみてください。
NordVPN
まずはじめにおすすめするのが、筆者も使っている「NordVPN![]()
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NordVPNは業界でもトップクラスに通信速度が速いため、動画を見たりゲームをしてもまったくラグが起きません。
通信速度が速いとされているExpressVPNと比較したデータを見ても、NordVPNのほうが全体的に勝っているとわかります。






それに加えNordVPNはノーログポリシーのVPNですので、ユーザーの行動データが保存されません。
いつどんなサイトにアクセスしたのか記録が残らないため、情報漏洩のリスクが低いVPNとも言えます。
NordVPNは世界に6,364台ものサーバーを設置していますので、基本的にどこの国にも接続できます。
日本のサーバーに接続して海外から日本のアプリを使うこともできますし、海外のサーバーに接続して国外のサービスを使うことも可能です。
NordVPNは現在それぞれのプランごとに割引を行っており、2年プランについては+3ヶ月分が無料になります。
どんな理由でも返金できる30日間の返金保証もありますので、気になるなら一度使ってみるといいと思います。
ExpressVPN
次は「ExpressVPN![]()
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ExpressVPNも通信速度の速いVPNで、ゲーム用VPNとしても使われています。
通信速度の速さはNordVPNのほうがやや上回りますが、回線の安定性としてはほとんど同じと考えていいです。
またNordVPNも採用している「AES-256」という暗号規格を使っているため、通信内容を傍受される心配もありません。
ExpressVPNも105カ国にサーバーを設置しているため、日本のサーバーから海外のサーバーまで幅広く接続できます。
国内でVPNを使う場合も、海外でVPNを使う場合も、どちらのニーズも満たせるVPNと言えます。
ExpressVPNはあらゆるデバイスに対応したアプリを用意していますので、基本的にはどんなデバイスでも利用できます。
WindowsやMacはもちろんのこと、AndroidやiOSにもアプリがあって、ChromeやEdgeの拡張機能でVPNを使うこともできます。


ExpressVPNには「1ヶ月プラン」「1年プラン」「2年プラン」の3種類があるのですが、現在それぞれのプランごとによって値段が割引されています。
また最大4ヶ月分契約期間がプラスされる特典もありますので、ExpressVPNを契約するなら今がお得です。
ExpressVPNにもどんな理由でも返金してもらえる30日間の返金保証がありますので、気軽に試してみるといいと思います。
MillenVPN
この記事で紹介するVPNのなかでもっともコスパの良いVPNは「MillenVPN![]()
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MillenVPNは国内で運営されているVPNで、日本の法令に基づいたクリーンなVPNです。
国内のサービスなので安心して使うことができますし、トラブルが起きた場合もカスタマーサービスに相談しやすいのが特徴的ですね。
通信速度はNordVPNやExpressVPNに比べるとやや見劣りしますが、普通にスマホやPCを使う分にはMillenVPNの通信速度でも十分です。
また国内VPNには珍しいノーログポリシーのVPNになりますので、アクセスを辿られる心配もありません。
MillenVPNは同時接続数が無制限ですので、1人が契約すれば友だちや家族みんなでシェアが可能。
データ利用量も無制限ですので、シェアしたとしても制限がつく心配はありません。
MillenVPNは下記のように、ほかのVPNに比べて料金が安いです。
| MillenVPN |
360円/月 |
| NordVPN |
540円/月 |
| ExpressVPN |
約773円/月(4.99$/月) |
| スイカVPN |
878円/月 |
| ProtonVPN | 約696円/月(4.49$/月) |
長期的にVPNを使う人には、MillenVPNのようにコスパの良いVPNがおすすめです。
MillenVPNは公式サイトにて、期間限定で10%OFFクーポンを配布中です。
クーポンのボタンをタップすればクーポンコードを取得できますので、MillenVPNを使う際にはぜひ割引を適用してみてください。


MillenVPNにも30日間の返金保証が用意されています。
ただMillenVPNの返金保証は1年プランと2年プランにしか適用されませんので、お試しで使ってみたい場合には1年プランか2年プランで契約するようにしましょう。
日本のアプリは海外で使えない?【Q&A】
日本のサーバーに接続して日本のアプリを使うのは違法?
基本的に日本のサーバーに接続して海外から日本のアプリを使うのは違法ではありません。
ただし下記の国ではVPNの使用に規制がありますので、使用する場合には注意する必要があります。
- 中国
- ロシア
- ベラルーシ
- トルクメニスタン
- 北朝鮮
- イラク
- イラン
- オマーン
- エジプト
- トルコ
- アラブ首長国連邦
VPNを使う場合は無料のものでも平気?
無料VPNでも海外から日本のアプリは使えます。
ただし多くの無料VPNはアプリ側から規制されていますので、うまく地域制限を回避できません。
また無料VPNは通信速度が非常に遅いため、スムーズに日本のアプリを使えない可能性もあります。



無料VPNはセキュリティリスクも高く、運営元がはっきりしていないサービスも多いです。
例えば無料VPNで有名な「VPNネコ」というサービスは運営元が不明確ですので、個人情報を悪用される危険性があります。
実際にVPNの運営側は利用者のアクセスログを見ようと思えば簡単に見れてしまいますので、個人情報やクレジットカード情報を悪用するのは容易です。
無料VPNでも地域制限を回避できる可能性はありますが、使用時のリスクが非常に高いので個人的にはおすすめしません。
日本のアプリを使っている間もVPNとは接続しておかなければいけない?
日本のアプリを使っている間もVPNとの接続は必要です。
日本のアプリを使い始めてからVPNとの接続を切ってしまうと、地域制限に引っかかりエラーが表示されてしまいます。
日本のアプリを使うときは常にVPNと接続した状態にしておきましょう。
海外旅行に来るとアプリをダウンロードできない?
海外旅行に来ても、日本にいるときと同じようにアプリはダウンロードできます。
またアプリのアップデートもできますので、海外旅行中に更新が必要になった場合も特に問題ありません。
海外旅行に来てからアプリをダウンロードできなくなったりアップデートできなくなったら、Apple IDの国設定が「日本」以外になっていないかチェックしてみてください。
もし日本以外の国になっていた場合はアプリをダウンロードしたりアップデートできなくなりますので、国設定を日本に戻しましょう。
海外だとApp Storeは開けない?
海外だとApp Storeを開けない場合があります。
もしApp Storeを開けない場合には、VPNを使って日本のサーバーに接続してみてください。
日本のサーバーに接続すれば、海外でもApp Storeを開けるはずです。
ちなみにVPNを使って日本のサーバーに接続すれば、海外にいてもすべての日本のアプリを使えるようになります。
App Storeに接続できなかったり日本のアプリを使えないと不便だと思いますので、海外旅行中だけでもVPNを使うのがおすすめですよ。








