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中国でGoogleを使う方法!使えない理由も解説

中国でGoogleを使う方法!使えない理由も解説

中国旅行に来てから「Googleが使えない!」「検索できない!」と思い、中国でGoogleを使う方法が気になっていませんか?

当ページでは、中国でGoogleを使う方法を紹介していきます。

このページを読めば、中国でもGoogleを使えるようになるでしょう。

INDEX

中国でGoogleを使えない・検索できない理由

中国でGoogleを使えない理由は、Googleがネット規制の対象になっているからです。

中国ではインターネット通信を監視するために「GFW(金盾)」というシステムがあります。

このシステムでは通信の監視から接続規制までを行っており、中国国内での反政府的行為を未然に防ぐ役割があります。

GoogleはこのGFWの規制対象に入っているため、中国国内でGoogleを使おうと思っても接続規制がかかり、検索できなくなります。

なおGFWの規制対象はGoogleだけでなく、以下のSNSも規制の対象となっています。

  • LINE
  • Yahoo!
  • YouTube
  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter(X)

中国でGoogleを使えない・見れない時の対処法

VPNで日本のサーバーに接続する

VPN」というものを使えば、中国からでもGoogleを使えるようになります。

VPNとは「Virtual Private Network」のことで、日本語では「仮想専用線」とも呼ばれます。

VPNはネット上で通信しているときに情報漏洩させないためのサービスで、セキュリティ性の高い通信をするためのもの。
具体的には送信側と受信側に設置した機械(サーバー)の間で通信上のデータをカプセル化し、第三者に傍受されない仮想的なトンネル間でデータのやり取りをします。

このように誰にも邪魔されないトンネルを使ってデータのやり取りができるため、VPNを使えば大事なデータを引き抜かれる心配もなくなります。

ここまででVPNの概要は掴めたと思いますので、この記事のメインテーマに入っていきます。

通常中国からではGoogleを使えません。

ただしVPNを使い日本に設置されているサーバーと接続すれば、日本で通信を行っているのと同じ状況を作れますので、中国からGoogleを使ってもネット規制に引っかからなくなります。

なおVPNを使えば中国のネット規制自体に引っかからなくなるため、Google以外のSNSも使えるようになります。

  1. VPNと契約
  2. 日本のサーバーに接続
  3. Googleを使う

なおVPNとの契約は3分ほどで終わり、日本のサーバーとの接続は1クリックだけで終わります。

この記事で紹介している方法のなかでも最も簡単な方法ですので、個人的にはおすすめです。

もしVPNを使うなら「NordVPN」がおすすめです。

NordVPNは通信速度が速く、使い勝手もかなり簡単。

筆者も実際に使っていますが、これまでにトラブルが起きたこともないので、サービスの信頼性としては非常に高いです。

加えてNordVPNでは30日間の返金保証がありますので、30日以内しか使う予定がない方や、あまり自分には合わないと思った方は返金を受けられます。
逆にVPNを使った方法が気に入り、今後もVPNを使っていきたいとなった場合には「470円/月」ほどでVPNを使い続けられます。

筆者もNordVPNには満足していますので、VPNを使うならNordVPNを選んでおけば間違いないです。

>>NordVPNを見てみる

手順1.VPNを準備する

これからVPNを使ってGoogleを使う方法を紹介していきます。

手順はすべて画像と一緒に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

①.NordVPNのホームページを開く

②.「NordVPNを購入」を選択

NordVPNを購入

③.契約したいプランの購入ボタンを選択

契約したいプランの購入ボタンを選択

NordVPNのプランについて少し解説します。

Googleを使うためにVPNと契約するなら、プランは一番下の「スタンダードプラン」で十分です。

スタンダードプランでもスムーズに検索できますので、それ以上のプランは必要ありません。

契約期間については任意で構いません。

なおNordVPNでは長期の契約にすればするほど料金が安くなりますので、長く使う予定であれば長期の契約にしたほうがお得です。

※もしサービスに納得がいかなかった場合には、30日以内の返金申請で支払った金額の全額を返金できます。

④.「メールアドレス」と「クレジットカード情報」を入力して、「続ける」を選択

「メールアドレス」と「クレジットカード情報」を入力

これでVPNの準備が終了です。

手順2.NordVPNで日本のサーバーと接続する

①.「App Store」や「Google Play Store」からNordVPNのアプリをインストール

②.NordVPNのアプリを起動し「ログイン」を選択

ログイン

③.利用規約を読み内容に同意できたら「同意して続行」を選択

同意して続行

④.メールアドレスを入力して「続行」を選択

続行

⑤.パスワードを入力して「ログイン」を選択

ログイン

⑥.画面を下にスクロールすると各国々のサーバーが表示されますので、そのなかから「Japan」を選択。

Japan

これで日本のサーバーとの接続が終了です。

手順3.Googleを使う

ここまでの手順を進めればいつも通りGoogleを使えるようになっています。

これですべての手順は終了です。

中国で香港SIMを購入する

香港のSIMを購入することは、中国のインターネット制限を回避する効果的な方法です。

香港は中国本土とはインターネット環境が異なり、海外のWebサービスやアプリも無料で利用できるため、中国ではブロックされているGoogleなどのアプリにアクセスしたい場合は香港SIMが便利です。香港SIMを購入すると、中国国内でも香港の通信インフラが利用できるようになり、Googleなどのアプリも自由に利用できるようになります。

香港のSIMの購入は比較的簡単です。香港に到着したら、空港、携帯電話ショップ、市内のコンビニで彼のSIMカードを購入できます。プリペイドSIMカードは通常、留学生や観光客向けに販売されています。

SIMカードを購入する際にはパスポートや身分証明書の提示を求められる場合がありますので、必要書類を持参することが大切です。また、留学生や旅行者向けのSIMカードは通話やデータ通信などのプランが豊富なので、目的や予算に合わせてプランを選ぶことが大切です。

香港のSIMを購入すると中国のGoogleなどのアプリも自由に利用できるようになりますが、利用規約や通信速度などを確認して適切に利用することが大切です。

VPN付きWiFiをレンタルする

VPN付きWiFiをレンタルすることは、インターネット制限を克服する効果的なソリューションです。

VPN(仮想プライベートネットワーク)機能付きWiFiとは、通常のWiFiルーターとは異なり、VPN接続に対応したルーターです。通常のWiFiルーターにはインターネットに接続するための通信機能が備わっていますが、VPN機能付きWiFiルーターはそれに加えてVPN接続を確立することができます。

VPN機能を搭載したWiFiルーターを使用すると、ルーター経由でインターネットにアクセスする際にVPN経由で通信を暗号化できます。これにより、ユーザーのオンラインプライバシーとセキュリティが強化され、地域制限や検閲を回避できるようになります。

VPN機能を備えたWiFiルーターは、通常、VPNサービスプロバイダーが提供するVPN接続設定をサポートしています。ユーザーはルーターの設定画面でVPN接続を設定し、通常のWiFiルーターと同じように使用できます。

このようなVPN機能を備えたWiFiルーターは、プライバシーとセキュリティを重視する個人や企業にとって特に役立ちます。国や地域によるインターネット規制が厳しい場所での利用や、公衆Wi-Fi利用時のセキュリティ強化にも役立ちます。

VPNを設置しているホテルに泊まる

多くの国際的なホテルでは、プライバシーとセキュリティのためにゲストにVPNの使用を許可しています。これにより、中国国内でも海外のWebサービスやアプリにアクセスできるようになります。さらに、VPNを備えたホテルは通常、安定したインターネット接続と高いセキュリティを提供します。

VPNが導入されているホテルに宿泊すれば、中国のGoogleなどのアプリも自由に利用できる。

VPNを備えたホテルは、オンラインで検索すると比較的簡単に見つかります。VPNを備えたホテルを探す方法をいくつか紹介します。

ホテル予約サイトのフィルタリング機能を使用する:多くのホテル予約サイトでは、さまざまな検索オプションが提供されています。その中には、「WiFi利用可能」や「セキュリティ機能」などのフィルターがあります。これらのフィルターを使用して、VPNがインストールされているかどうかを含めてホテルを検索できます。

ホテルの公式Webサイトを確認してください。セキュリティ情報については、ホテルの公式Webサイトにアクセスしてください。セキュリティの詳細が記載されている場合は、VPNの使用に関する情報が含まれる場合があります。

レビューサイトやフォーラムを確認してください。他の旅行者やホテルの宿泊客からのレビューを読むことも役立ちます。特にセキュリティとWiFiに関するコメントを確認し、VPNがインストールされているかどうかを確認できます。

ホテルに直接問い合わせる:ホテルを予約する前に、VPNの使用方法についてホテルに直接問い合わせることをお勧めします。ホテルのスタッフがVPNの可用性とその設定方法の詳細を説明します。

これらの方法を組み合わせて、VPNがインストールされているホテルを見つけることができます。特にセキュリティやプライバシーが気になる場合は、VPNを提供しているホテルを選ぶことで、安心してインターネットを利用することができます。

VPN付きのTV BOXを購入する

VPN機能付きTVBOXは、テレビやモニターに接続して使用するデバイスで、VPN(VirtualPrivateNetwork)接続に対応しています。通常のTVBOXはインターネットからストリーミングコンテンツを視聴するためのデバイスですが、VPN機能付きTVBOXではVPN接続が可能です。

VPN機能付きTVBOXを使用すると、テレビやモニターからインターネットにアクセスする際に、VPN経由で通信を暗号化できます。これにより、ユーザーのオンラインプライバシーとセキュリティが強化され、地域制限や検閲を回避できるようになります。

VPN付きTVBOXを購入すれば、中国のGoogleなどのアプリも自由に利用できます。

VPN機能を備えたTVボックスには、通常、VPNサービスプロバイダーが提供するVPNアプリケーションが付属しています。ユーザーはTVBOXの設定画面でVPN接続を設定し、通常のTVBOXと同様に利用することができます。

香港でもGoogleは使えない?規制はある?

香港ではGoogleを使えます。

香港は「特別行政区」という地域に指定されており、この特別行政区はネット規制の対象外です。

したがって香港であればGoogleを含む各種SNSを使えますので、日本と同じような生活を送れます。

なお特別行政区は香港だけでなく「マカオ」も指定されています。

現在は「香港」と「マカオ」の2つの地域だけが特別行政区に指定されていますので、ほかの地域はネット規制の対象となります。

香港SIMでネット規制を回避できるのは特別行政区だから

先述したように香港SIMを使えば中国国内でもGoogleを使えるわけですが、これは香港が特別行政区に指定されていることが理由です。

香港SIMを挿入すれば、香港から通信しているのと同じ状況を作れます。

そして香港は特別行政区に指定されていますので、香港の回線であればGoogleや各種SNSもネット規制の影響を受けません。

ゆえに香港SIMを使えば、中国国内でもGoogleを使えるようになるわけです。

もちろん香港SIMだけでなく、マカオSIMを使っても同じことです。

特別行政区から通信できるSIMであれば、中国でもGoogleを使えるようになります。

中国でGoogleを使う時におすすめのVPN3選!

個人的におすすめのVPNはNordVPNですが、別のVPNのほうが合う方もいるはずです。

これから中国でGoogleを使う時におすすめのVPNを3つ紹介していきますので、自分に合ったVPNを見つけてみてください。

NordVPN

まずはじめにおすすめするのが、筆者も実際に使っている「NordVPN」です。

NordVPNはとにかく通信速度が速いので、VPNにつなげながら動画を見たりゲームをしても通信ラグがまったく起きません。

VPNに接続すると通信速度が落ちるのが普通なのですが、NordVPNならその心配は必要ないですね。

またNordVPNは世界に6,364台ものサーバーを設置していますので、基本的にはどこの国にも接続できます。

NordVPNでは1つのアカウントで10台までの同時接続が可能です。

NordVPNは8月26日時点だと「最大69%割引+3ヶ月延長」の内容で契約できます。

30日間の全額返金保証もありますので、気になるなら一度使ってみるといいと思います。

>>NordVPNを見てみる

ExpressVPN

次におすすめするのが「ExpressVPN」です。

個人的にExpressVPNはNordVPNと同じレベルのVPNだと思っています。

ExpressVPNも通信速度が速く、サーバーも3,000以上もの国に設置しています。

またNordVPNも採用している「AES-256」という暗号化規格を使っているため、通信内容を傍受される心配もありません。

ExpressVPNでは1つのアカウントで8台までの同時接続が可能です。

ExpressVPNは8月26日時点だと「最大35%割引」の内容で契約できます。

30日以内であれば無条件の全額返金保証も受け付けていますで、気になるなら一度使ってみるといいと思います。

>>ExpressVPNを見てみる

Surfshark

Surfsharkはこの記事で紹介してきたVPNのなかで最もコスパの良いVPNになります。

SurfsharkはNordVPNやExpressVPNほど通信速度は速くありませんが、ネットを見たりする分には問題ありません。

サーバーの数も世界中に3,000以上設置されていますので、基本的にはどの国のサーバーにも接続できると考えてOKです。

Surfsharkの同時接続数は無制限です。

Surfsharkの料金は「約330円/月」ですので、NordVPNの「約640円/月」よりもコスパは良いです。

できるだけ料金を抑えたい方にとっては、Surfsharkはけっこう合っているVPNだと思います。

Surfsharkは8月26日時点だと「最大87%割引+3ヶ月延長」の内容で契約できます。

30日以内の全額返金保証もありますで、興味があればぜひ。

>>Surfsharkを見てみる

中国でGoogleを使えない・見れない時の対処法【Q&A】

日本のサーバーに接続してGoogleを使うのは違法?

日本のサーバーに接続して中国からGoogleを使うのは中国の法律に違反しています。

中国ではVPNの使用が制限されており、国が指定したVPNしか使用できません。

国が指定していないVPNを使うことは違法となりますので、この記事で紹介している「NordVPN」や「ExpressVPN」を使うのは違法となります。

ただし中国ではVPNの規制がそれほど厳しくなく「NordVPN」や「ExpressVPN」も普通に使われているのが現状です。

今のところVPNを使っていた人で罰金・逮捕された事例は1つもありませんので、それほど気にする必要はないと思います。

もし完全に合法のやり方をお探しなら、香港SIMを使った方法がおすすめです。

VPNを使う場合は無料のものでも平気?

無料のVPNを使っても中国からGoogleは使えます。

ただし無料のVPNは通信速度が遅くうまく検索できません。

なかには日本のサーバーを置いていないVPNも存在しますので、そういったVPNでは中国からGoogleは使えません。

試しに一度無料のVPNを使ってみるのもいいですが、筆者としてはやはり有料のVPNを使うことをおすすめします。

Googleの使用中もVPNとは接続しておかなければいけない?

Googleの使用中もVPNとの接続は必要です。

Googleを開いてからVPNとの接続を切ってしまうと、中国のネット規制に引っかかりエラーが表示されてしまいます。

Googleを使うときは常にVPNと接続した状態にしておきましょう。

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